高校受験によく出る!平成から令和の出来事7選

高校受験によく出る!平成から令和の出来事7選

「平成」や「令和」って最近の出来事だから、逆にどう勉強すればいいか迷いますよね。でも実は、高校入試では現代の出来事が超重要テーマなんです!

この記事では、平成から令和にかけて高校受験で特によく出る重要な出来事を7つに厳選して、わかりやすく解説します。予習にも復習にも使える内容なので、ぜひ最後まで読んで、合格への一歩を踏み出しましょう!

平成と令和ってどんな時代?全体像をつかもう

平成時代(1989年〜2019年)は、バブル経済の崩壊や大規模な自然災害が相次ぎ、日本の社会が大きく変化した時代です。

続く令和時代(2019年〜)は、新型コロナウイルスの世界的な流行や国際問題など、私たちの生活に直結する現代社会の課題がより身近になった時代と言えます。

どちらの時代も、高校入試で問われる「現代の日本」を理解するうえで、避けて通れないとても重要なテーマなんです。

高校入試で差をつける!平成と令和の重要出来事7選

ここからは、特に覚えておきたい7つの出来事を解説していきます。それぞれのポイントをしっかり押さえて、試験対策に役立ててくださいね。

① 東日本大震災(2011年)

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、マグニチュード9.0という観測史上最大級の地震で、東北地方を中心に津波や原発事故など深刻な被害をもたらしました。

実は私も当時、復興ボランティアとして現地に入り、支援活動に参加しました。直接現地の方々の声にふれたことで、「歴史は教科書だけではない」と実感しました。

この出来事は、日本社会に大きな影響を与え、防災意識の向上ボランティア活動の広がりにもつながっています。実は私も当時、復興ボランティアとして現地に入り、支援活動に参加しました。直接現地の方々の声にふれたことで、「歴史は教科書だけではない」と強く実感した出来事です。

高校入試では、「震災の年号」「復興支援」「原発とエネルギー問題」などが、資料の読み取りや記述問題でよく出題されます。

② バブル経済の崩壊(1991年ごろ)

1980年代後半、日本は土地や株の価格が異常に高騰するバブル経済の真っただ中にありました。しかし1991年ごろにそのバブルが崩壊。企業の倒産や失業が増え、その後の長期的な不景気は「失われた10年(または20年、30年)」と呼ばれるようになりました。

高校入試では、「バブル経済とは何か」「なぜ崩壊したのか」「その後の社会への影響」などが問われます。経済のしくみやグラフの読み取り問題で出題されることもあります。

③ 阪神・淡路大震災(1995年)

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、兵庫県南部を中心に大きな被害をもたらした都市型地震です。震源が浅く、神戸市などの建物が倒壊し、6,000人以上が亡くなりました。

この震災をきっかけに、日本では災害に強いまちづくりや、ボランティア活動の広がりが進みました。特に、この年から「ボランティア元年」と呼ばれるようになりました。

高校入試では、「発生年と被害」「都市型地震の特徴」「ボランティア元年」などがよく問われます。
「1995年」「神戸」「都市直下型地震」「ボランティア元年」などの言葉と一緒に覚えておきましょう。

④ 少子高齢化の進行

日本では、子どもの数が減り、高齢者の割合が増える「少子高齢化」が深刻な社会問題になっています。背景には、出生率の低下や平均寿命の延びなどがあります。

この現象は、労働力不足年金・医療費の増加など、経済や社会の仕組みに大きな影響を与えています。

高校入試では、「人口ピラミッドの読み取り」や「社会保障制度」「高齢化対策」などがよく出題されます。
「少子化」「高齢化社会」「年金問題」「人口ピラミッド」などのキーワードを押さえておきましょう。

⑤ 新型コロナウイルスの流行(2020年〜)

2020年以降、世界中で新型コロナウイルスが広がり、日本でも緊急事態宣言や学校の休校など、日常生活に大きな影響が出ました。医療体制や働き方、教育のあり方も見直されるきっかけとなりました。

私自身も感染した経験があり、体調のつらさだけでなく、隔離生活や家族への不安も大きく心に残っています。

高校入試では、「感染症と社会の変化」「人権・国際協力」などが記述や資料問題として出題されることがあります。
「感染症」「緊急事態宣言」「オンライン授業」などの言葉とあわせて理解しておきましょう。

⑥ 東京オリンピックの開催(2021年)

2021年、東京オリンピック・パラリンピックが開催されましたが、新型コロナの影響で1年延期され、史上初の無観客開催となりました。1964年に続く2度目の東京開催であり、「多様性」や「共生社会の実現」が大会のテーマとされました。

高校入試では、「開催年」「延期と無観客の理由」「SDGsとの関わり」などが問われることがあります。コロナ禍でも工夫して開催されたことも、社会の変化として覚えておきましょう。

「東京五輪」「無観客」「延期」「共生社会」「2021年」などのキーワードもセットで理解しましょう。

⑦ SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsとは、国連が定めた「持続可能な開発目標」のことで、2030年までに世界が協力して解決を目指す17の目標を指します。貧困・教育・環境・ジェンダー平等など、幅広い分野が対象です。

高校入試では、「SDGsの内容」や「社会の取り組み」「持続可能な社会の実現」などが資料問題や記述で出題されることがあります。東京オリンピックや企業の取り組みと関連づけて問われることもあります。

「SDGs」「17の目標」「国際協力」「持続可能な社会」などの用語とセットで覚えておきましょう。

平成から令和の出来事7選【一覧表】

高校入試でよく出題される平成から令和の出来事を、重要ポイントとともに一覧表にまとめました。予習・復習や、試験直前の確認にもぜひ活用してください。

出来事名年代ポイント入試で問われやすい点
東日本大震災2011年観測史上最大級の地震と津波、原発事故、防災意識の変化年号、防災、復興支援、原発問題、資料読み取り
バブル経済の崩壊1991年ごろ土地や株の価格暴落、不況の始まりバブルの意味、崩壊の影響、平成不況、経済のしくみ
阪神・淡路大震災1995年都市直下型地震、6,000人以上が犠牲、ボランティア元年年号、都市型地震、ボランティア活動
少子高齢化の進行平成〜現在子どもの数の減少と高齢者の増加、社会保障の課題人口ピラミッド、社会問題、年金や医療費
新型コロナウイルスの流行2020年〜世界的な感染症、生活・教育・働き方に影響感染症対策、社会の変化、資料問題、記述問題
東京オリンピックの開催2021年コロナで延期&無観客、多様性・共生がテーマ開催年、SDGsとの関連、共生社会
SDGs(持続可能な開発目標)2015年〜国連が掲げる17の目標、持続可能な社会を目指す内容・キーワード、社会とのつながり、国際協力

まとめ|現代の出来事を理解することが合格への近道!

平成から令和にかけての出来事は、まだ記憶に新しくても、高校入試ではしっかりと出題される重要ポイントです。バブル経済や大きな災害、コロナやSDGsなど、社会の動きと人々のくらしの変化を知ることが、現代史の理解につながります。

今回紹介した7つの出来事は、どれも高校入試に出やすく、資料記述式で問われることもあります。ぜひ何度も読み返して、予習・復習に役立ててください。苦手意識をなくす第一歩として、こうしたまとめ学習が効果的です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました